いまあふれる愛

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映画 『食べて 祈って 恋をして』 に観る愛の価値転換   Eat Pray Love


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2010年放映の映画『Eat pray Love 』私は大好きで、ターニングポイントあたりで、何度も見てきました。

 

正直ベタなラブストーリーは苦手、

だけど、これはちょっと、いやかなり違う

見てる人が今どこに立っているかで見えてくるものが異なる。単なる恋愛映画とみるか、

別のものがみえてきて、人生が変わりはじめるか等々。。あなたしだい

とにかくヒント元気満載です!!

 

 

主人公ライターのリズは離婚、穴埋め?の恋愛、別れの果て、精神のバランスを失い

海外へ逃げるように飛び立つ、ここはある種の余裕感ですよね、なかなかそうはいかないですものね

イタリアで出会った友人たちと食べまくり、インドで自分自身に出会い、インドネシアのバリ島で恋に落ちる。

 

 

旅の経過と共に自分の内側に入っていく、見てるものにも共感がうまれ、疑似体験させてくれる、ジュリア・ロバーツを始め俳優たちが圧巻の演技でリアリティをもたらしてくれる。

あなたに語りかけているように。。

 

 

深くてシリアスなテーマ『自己否定』『気づき』『リセット』をお洒落に軽く描いている。始めから終わりまで、まるで爽やかな風がふいているようだ。

 

 

まずは初めに向かった先はイタリア、ローマで知り合った女性とその仲間たちと、ひたすら食を貪る。スパゲッティ、ピッザ、ワイン。。。出てくるでてくる。。アメリカ式感謝祭を家庭で主催し、七面鳥が画面いっぱいにどかーんと置かれる。

 

 

空洞の心に沢山食べ物を詰め込んだ後のアパートメントでの孤食は、孤独感と心の痛みがさらに増す。

彼女はふったつもりの彼氏に最後のメールを出す。

 

友達が連れていってくれた、ローマ帝国初代皇帝の滅びた跡地から、荒廃からみた彼女のまなざし

『私たちは変化の永遠の流れに常に心の準備をしてなければいけない、変化を恐れて、幸福でないことを知りながらお互いにしがみつくのは馬鹿げている』。。。と

ここから徐々に彼女は内面に入っていく、そして次なるインドへ向かう。

 

 

 

このストーリーの重要な場所はインドなのだが、イタリアでの食べまくりのシーンは、現代人の過剰な欲望を描きだし、インドでリズが宇宙と繋がり人間らしさを取り戻すよう促すスペース、

慈悲の場をいっそう鮮烈に浮き彫りにさせているのがよく解る。

何度も見て原作者の意図が解ってきたからかもしれない。。

 

イタリアでは美味しそうな料理を堪能あれ~

 

 

 

さてインドでは、リチャード推定50代中半のテキサス出身の男性が一種のリズのガイド役として登場する

彼女の問題にメスを入れる重要人物。

彼もまたかつてドラッグ、アルコールにまみれ妻や子供たちを失った、自責の念という亡霊と戦っている、でも間もなく出口だ。

 

 

リズはあらゆるごたくを並べ、彼に暴言を吐き出し抵抗をするが、結局執着してきたものを棄てざる得ない、それが魂の希求だから、そして宇宙に身を任すことに降参し始める。

 

この過程には誰しも強い抵抗を経験する

私たちは親への反抗期をとっくに過ぎても、万物を司る父なる母なる宇宙に、自然に対し子供のように反抗する。

 

病んだ世界が生んだ闇が私たちの中にあるからだ。それは重い病気とも言える。

でもそれも手放さなければならない、回復させなければならない

カオスを生きるか、真の慈愛の中で美しい人間の心、人間の様相を取り戻して生きるか。。。

 

必ず選ぶ時が来る。さもなければ人生の最後、死の前かもしれない。。。

インドでは、数人の登場人物が彼女の心の根底を揺さぶり続ける

 

 

インドで内面のゴミを掃除したリズは軽くなりバリ島へ向かう

話はそれるが、バリ島は私の郷愁、何度も行って暮らすように滞在した

だからよけいにこの映画を見たくなる

 

 

 

さてバリ島での話し

スピリチュアりティに目覚めたリスは以前に訪ねたジャーマンの元へ向かう。

生気を取り戻したリズを大歓迎するシャーマンは歯のない愛くるしい老人クトウ

彼がこれから起こる彼女のできこどにナイスな助言をしてくれる。

 

 

自転車でバリ島を駆け回るリズ

目の前に突然現れる一人の男性、りズと調度よい頃合いの年令、バツイチで愛情深いブラジリアン。

 

さてさてここから先は見てない方のお楽しみ~

 

最後に私が最も愛する台詞をご紹介したいと思います。

 

バリ島シャーマン、クトゥから

『Sometimes to lose balance for love is part of living balanced in life.

愛のために調和を失うことは、調和のある生き方の一部なんだよ』

 

とても深いですね~

 

 

そしてこれこそ!

リチャードがアシュラムでさりげなくリズに放ったことば

『I think you have the capacity someday to love the whole world.

あなたはいつの日か全世界を愛するようになると思う』

 

この言葉をあなたに贈ります

愛をこめて